Version 26.3

2026年 10月 7日

一般の新機能

  • 巨大ファイル用の高速ビュー モードを追加しました。高速ビュー モードでは、ファイル全体をメモリに読み込まずに、巨大ファイルを書き換え禁止でほぼ瞬時に開きます。EmEditor はバックグラウンドで各行の位置を調べ、表示される行のみを読み込みます。ファイルを開き始めた直後から、EmEditor が各行の位置を調べている間でも、文書の末尾にジャンプできます。行番号は、各行の位置を調べ終わるまで表示されません。[高速ビュー モードを有効にする最小ファイル サイズ] (既定は 4,096 MB) より大きなファイルは自動的に高速ビュー モードで開かれ、ファイルが高速ビュー モードで開かれると通知が表示されます。通常モードと高速ビュー モードを切り替えるには、[編集] メニューの [高速ビュー] を選択します。 [PF]

  • 高速ビュー モードでは、次の操作ができます。

  • 高速ビュー モードでは、ブックマークの数は 1 文書あたり 100,000 個まで、垂直スクロール バー上の検索文字列のマーカーの数は 100,000 個までに制限され、[インクリメンタル サーチ] オプションは無効になります。 [PF]

  • 現在、高速ビュー モードでは次の機能はサポートされていません。

    • [ミニマップ]

    • [Markdown デザイン ビュー]

    • [巨大ファイル コントローラー] の [開くフィルター]

    • [ファイル] メニューの [検証]、[印刷]、[印刷プレビュー]

    • 複数選択

    • [自動コピー]

    • [ブックマークを反転]

    • [構文チェッカー]、[アウトライン バー]、[アウトライン ガイド]

    • [CSV] メニューの [セル選択モード]、[一時的に引用符を非表示]、[列の非表示]/[列の再表示]、[列幅をリセット]、[左揃え]/[中央揃え]/[右揃え]

    • その他、文書を変更するコマンド

  • 高速ビュー モードでは、[Null文字を含むファイルで警告] と [変換できない不正な文字で警告] オプションは、通常モードのようにファイル全体ではなく、ファイルの先頭部分のみを調べます。詳細は、[設定のプロパティ] の [ファイル] ページを参照してください。 [PF]

  • 高速ビュー モードでは、ファイルが物理メモリよりはるかに大きい場合でも、巨大ファイルを開く操作と、検索、フィルター、抽出が以前のバージョンより高速になりました。下のテスト結果を参照してください。

テスト結果

v26.2

v26.3

比較

開く

30.2 秒

6.61 秒

4.57 倍に高速化

「abcde」を検索 (一致数のカウント)

37.0 秒

7.64 秒

4.84 倍に高速化

「abcde」でフィルター

69.6 秒

7.53 秒

9.24 倍に高速化

[検索] ダイアログ ボックスで「abcde」を抽出

103 秒

9.70 秒

10.6 倍に高速化

「[a-c]{5}」を検索 (正規表現、一致数のカウント)

198 秒

124 秒

1.60 倍に高速化

  • ASCII ランダム データのファイル (UTF-8、48.4 GB、10 億行)、既定のオプション、Windows 11、Ryzen 9 7950X。

  • 物理メモリは 96 GB、bcdedit /set {current} truncatememory 17179869184 で 16 GB RAM の環境をシミュレート。

  • v26.3: 高速ビュー モードで開いた場合。

新しい設定

  • [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [高度] ページに、[高速ビュー モードを有効にする最小ファイル サイズ] テキスト ボックスを追加しました。 [PF]

  • [巨大ファイル コントローラー] に、[高速ビュー モード] チェック ボックスを追加しました。 [P]

マクロの新機能 [P]

プラグインの新機能 [P]

  • EE_INFO メッセージに、EI_GET_FAST_VIEW パラメーターを追加しました。

  • EEID_FAST_VIEW コマンド ID を追加しました。

  • 文書を読み取るメッセージやカーソルを移動するメッセージを、高速ビュー モードで使用できるようになりました。文書を変更するメッセージは、高速ビュー モードでは失敗します。

  • エクスプローラ: [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ウィンドウ] ページで指定したダイアログ ボックスのフォント サイズを使用するようになりました。

  • AIとチャット

    • チャットごとの AI 設定を追加しました。チャットごとの設定はそのチャットにのみ適用され、変更しても全体の設定には影響しません。

    • チャット入力ボックスに、AI モデルとツールの表示を追加しました。チャットで使用中の AI モデルと選択したツールを表示します。モデル名をクリックすると、[設定] ダイアログ ボックスが開きます。

    • 外部サービスに接続するための MCP コネクタを追加しました。現在は HTTP サーバーのみサポートしています (STDIO と SSE の接続はサポートしていません)。

    • [設定] ダイアログ ボックスに [MCP コネクタ] ページを追加しました。MCP サーバーの構成 JSON を使用して、新しいコネクタを追加できます。

    • [EmEditor ヘルプ ページ] コネクタを追加しました。AI はこのコネクタを使用して最新の EmEditor ヘルプ ページにアクセスできるため、Web 検索ツールよりも的確な回答が得られます。

注

  • [P] EmEditor Professional のみ

  • [PF] EmEditor Professional と EmEditor Free